『Spread Beaver』XJAPANのリードギターであり、
美容師出身であることからその奇抜なスタイル、
そしてソロアーティストとしても
『サイボーグロック』を提唱し最高に輝いていたhide。
1998年5月2日に突然帰らぬ人に。
だが今も変わらずファンに愛されている。
バンド『hide with spread beaver』として
初めて発表する3rdアルバム『Ja,zoo』の一曲目のギターインスト。
歌詞は強いて言えば『Spread Beaver』と『Psyborg』
hideが歌い続ける事か。
hide以外のアーティストも含めて、
全て聴いてきたインスト曲の中でも
一番かっこいいと思う曲だ。
パソコンの打ち込みからデータを読み込み、
サイボーグロッカー『hide』を起動させ、
ギターが暴走する。でもどこか計算されていて、
メリハリがついている。本気の遊び。
アーティストにとっては最強のスキルだろう。
『赤毛の変な頭の中から沸き出た、
頭の悪そうなギターの音(Junk Storyの歌詞)』を、
もっともっと聴きたかった。
『誰に分かってくれとは言わない』
と同曲の歌詞にあるように強制的に理解させよう
とはしていないが、充分に強烈なメッセージである。